小論文・面接の指導内容
入試で小論文を課す学校が年々増えています。この動きはとまることなく今後も続くと予想されます。「与えられたテーマについて、自分なりの意見を論じる」のが小論文だと認識している方は多いかもしれません。しかし実際は「読解型」「要約型」「グラフ型」「自由論述」・・・など出題傾向は多種多様です。
もちろんタイプ別に応じて指導しますが、欠かせないのは「要約力」と「記述力」。このふたつの力を土台に、自らの考えを説明する能力を培っていきます。毎回個別添削を行い「自分の文章が、他人の目にはどう映るのか。」を理解し、「読む」・「書く」を繰り返しながら国語力を磨いていきましょう。論述力が高まれば次第に読解力もついてきますし、世の中への感じ方も変化していきます。
それぞれの要望をヒアリングした上で、個々に応じた指導を行います。もちろん面接対策も含みます。
具体的な生徒の取り組みの一例(1コマ120分)
「入試で小論文を書かなくてはならない」A君(高3)の授業内容
①2000字程度の評論を要約(近代化、経済、言語など各テーマを扱い、現代社会に必要な教養を身につける)。
②記述力強化のための「説明」練習。
③テーマ別に講義し、その後「型」に沿って実際に小論文を書く。
→①~③を基本に要約力と記述力を高めていき、成長したら応用(タイプ別演習・過去問など)へ進みます。講師は毎回要約内容や小論文の添削を行い、個別にアドバイスします。
「仕事で書く機会が多く、もっと文章力を向上させたい」Bさん(社会人)
①2000字程度の評論を要約(経済、時事ニュースを中心に扱い、現代に必要な知識も身につける)。
②「誰に読ませるか」(年代・業界・状況など)を定め、読み手を意識した説明練習。
③文法・ビジネス文書についての講義。
→①~③を基本に要約力と記述力を高めていき、成長したら応用(テーマ別論述・新聞や雑誌に投稿)へ進みます。講師は毎回文章の添削を行い、個別にアドバイスします。